希望と絶望。

此んな状態になって
一体自分が何処に絶望していたのかも解らなくなる
見るもの聞くもの触るもの
総てに感情が抱けなくて
自分が今迄何に絶望していたのか
一体何に希望を見出していたのか
其れすらも解らない
其れが本当に絶望なのか
絶望とは希望の上に成り立つ感情と云うか
感覚なのではないだろうか
希望を喪っても可能性を追求していると
其れは絶望であって
何も可能性を信じないで希望を抱かなければ
其れはもう何物でもない