アイスフォールと氷瀑。

話したい事の如何れ丈を伝えられただろうか
伝えたい事の如何れ丈を話せただろうか
氷瀑が氷解する様にエネルギィの凍結を受けた
ボクの思考は氷解と共に溢れ出した
其の矛先は運の悪い事に貴女だった
自分の傲慢さや自己顕示欲の靭さ
自尊心の高さ
出来れば内緒にして置きたかった
自分の存在不安
承認欲求
其れ等を全部話しても
貴女は変わらず微笑む事が出来るのだろうか
ボクに微笑んで呉れるのだろうか
屹度否定されて仕舞うに違いない
基底状態の貴女は何処かボクに似ている
でも根本的な部分でボクとは大きく違っている
其れでも
其れなら
やっぱり
後悔は先に立たない
自分が口にする速度と後悔する思考の速度が
同一か其れとも思考が先か
何方にしてももう後戻りは出来ないだろう