アイデンティティクライシスと自己存在証明。

自分の存在等証明出来やしない
此の世の存在すら証明出来ないのだ
此の世には証明出来ないものが沢山ある
其れは仕様がない
其う云う風に出来ているのだから
誰かが仮に此の世の存在と
自分自身の存在を証明出来たとしたら
屹度此の世には存在しない事を選ぶだろう
其れを証明した瞬間銃口を自分の米神に当てるだろう
自分の存在が不安定で不安に為る事は有る
結局自分は特別な何かに為りたいと
痴がましい事を願っているのか
自分にしか出来ない何かを掴みたいのか
其うではない
現実其うではない
自分は論理の中でしか生きていけない
自分から乖離した思考と文字の羅列の中でしか生きていけない
生き甲斐等ない
生きる甲斐等此の世には存在しない
生きる価値も甲斐も意味も
此の世には何一つ存在しない
誰かが其れを信じているとしたら
寄ってたかって其れを偽物だと鑑定するだろう
其して折り紙付きとお墨付きを貰い
其れは価値のない物へと変化していく