アプリコットと杏子。

過去には確かに記憶していたものが
今此処に取り出してみると
劣化して仕舞い 朽ち果てていて
相貌が大分変化して仕舞った
其の劣化具合に自分の脳内変換が伴わない現実を悲観する
確かに彼の頃は等と云う名目で
過去を検索している時点で既に劣化の極みである事に
何故今に為って其れを実感に変換させたのだろうか