オベリスクと方尖塔。

生きる事に希望は無いが
唯一 希望と云うものを託しているのは
死と云うものだ
死ぬ事や死後の世界は
総てから解放され
幸福に為れると
自分は信じて疑わない
誰も死後の世界を体験していないから
皆 都合の良い様に解釈する
自分は其処に何かからの解放と安心を託していて
死後の世界が有る事を信じて疑わない
然し 死後の世界があったとして
死後の世界は死ぬ事の希望が断ち切られる訳だから
案外 生きている方が幸福なのかも知れない