カラットと重量。

光に犯され侵される自分の料簡は
否定的でもなく
肯定的でもなく
其処等中に溢れている一般的な問題
自由に手にする事が出来れば
自由に手放す事も出来る
其れを保持する丈の価値が無いけれども
遺棄するには遺棄する丈の張合いが存在しない
自分の手の届くと云う条件に満足して
何時迄も据え膳を食わずに
待てを繰り返している
お気に為さらず
答えは既に用意されているものだから
用意周到
荒唐無稽
変幻自在
総ては意味を為さない