キャピタルと頭文字。

期待を消去して無かった事にする
都合の悪いものは選択してデリートを掛ける
切り貼りで作った稚拙な嘘を嘯いて信じる
信じ様と思い込む
美しさとは掛け離れた
其のコンプレックスを
如何にも為らない程
滅多打ちにして
泥仕合を繰り返して
仕合が試合終了を昂然と告げる
忽然と始まりを迎えた初めてを
自分は武者震いで潜り抜ける