2015-01-10 ■ 救いを求めていれば 足元を掬われる 威嚇と凶暴の象徴を鬱陶しいと思う 命令と指令の象徴を陰鬱に思う 指図されて行動してみれば否定され 否定されては自分を肯定し 巧い具合に自分は自分を騙す事が出来ず 自分に正直にも為れない 息苦しさと重苦しさが胸を圧迫するのに 窒息死には至らない不思議 自分の愚直さを愚弄するのだ 結果論は何の変化も起きず 約束事は反故にされ 涕は枯れて 舌先を僅かに濡らすのは幾らばかりか 幾何も無い保護の欲求を 恋愛観と勘違いして 喪う事を望み 得る事を拒む