不在着信が増えていく事は
自分の意識が並列的に存在していない事を
証明する様で
自分を納得させる一つの手段に取って代わる
稚拙で愚かな欲望を踏み躙る結果に終わる
自分の其の行動に
妙に納得させられる自分も存在している
巧く紡ぐ事の出来なくなった
自分の指先に悴みを覚えたら
其れは冬の到来を示しているのかも知れない
自分に残された愛情を何処に注ぐ可きなのかは
誰も教えて呉れない
其れを自分で判断するのは吝かではない