覚醒は本能的に不快なもの
だから意識を喪う
化学物質の力も借りて
強制的に眠って仕舞おう
其の儘 意識が覚醒しない事を望みながら願いながら
今日も自分は眼を閉じるけれども
何時だって覚醒は遣って来る
後 何回此の期待が裏切られれば
自分の思い通りの結果を迎える事が出来るのだろうか
自分を取り巻く様々な人が
自分を差し置いて周囲に惜しまれ乍ら
自分の願望を独り占めして逝く