死と云うものの自分の認識を解剖してみるに至って
其処には唯 何も存在しないと云う事しか望んでいない
強いて謂うのなら生体的に反応がある行為があっても構わないが
眠っている時の意識がない時と同様の状態が
未来永劫偽りなく続く状態を自分は死と定義しているので
死後の世界や認識が肉体を喪っても続くのならば
自分は其の先の世界でも死を望むだろう