過剰な言語能力と推論能力だけを与えられて泥濘の中に投げ出され 
犬みたいなものを勝手に犬と呼び 
猫みたいなものを猫と好きに呼んで
偶々其れが他人と一致する事があり 
すれ違ったものに関してはすれ違っている事すら知る事が出来ない様な成行きを
生活と呼ぶ事も多分出来るのだろう