無題。

圧迫された手首はやがて紫色へと変化して行き
あたかも酸素をほしがるように痙攣を始める。

心があるから体があるのか?
だとしたら憎いのは体_?ココロ_?
そんなことどうでもイイ。
僕の思考力は再び不幸の念の追求にかかろうとしていた。

何度やっても答えはなんの代わり映えもしない。
だが今はそれが僕の使命のようにただただ思考を繰り返すしかなかった
その姿はまるで、許しを請う罪びとの姿と重なって見えただろうか

事実僕は必死に許しをこいていた。
何に対して?
そんなの愚問である。
答えなんて無いのだから。

ただココロが救われたかった。
ただそれだけ。
こんなことは時間シカ解決の出来ないことだ。

実際、時が解決してくれる。
時を戻してくれると言うなら
こんなくだらないこと確実に解決できる。。