1週間。

早いもので後1週間もすれば
アイツがこの世から去って一ヶ月になる。
今日はアイツの墓参りに行って来た。
僕が来る前にも誰かが来たのだろうか?
其処には未だ燃え続けている線香があった。
きっと此処には供えられる花が絶える事は無いんだろうな。
こんなにもアイツはいろいろな人に慕われ
そして何よりも愛されていたんだと思う。
世の中には過ぎなければ解らない事が沢山ある
そして僕は今日改めて其の事を強く実感した。
でも、過ぎなければ解らない事を
如何すれば過ぎる前に解るのだろうか?
もしかしたらアイツも自分が死ぬまで
こんなにも沢山の人間に愛されていたという事に
気が付いていなかったのかも知れない。
其れは僕にも言える事で
僕も周りから沢山の人に慕われ愛されているのかも知れない。
でも、僕は其れに気付く事が出来ないんだな。
周りから差し伸べられる手を
僕自身が拒絶している。
だけれど、其の拒絶を許しそして
また手を差し伸べてくれる人だっている。
そう言う人たちに僕は愛されているのかも知れない。
こんなにも人の事を大事に思える事があるんだな。
そんな自分に少し戸惑っているイマですが。
如何すれば僕は素直になれるんだろうか?
少しだけ前向きな今日の祐介でした。