ニヒリズム。

空がこんなにも淀んでいるのは
きっと僕の心が反映されていて。
そんなに良いものじゃないのに
僕は嬉しそうに大事にする。
きっと失う事を恐れないから。
偽物を傷付かない振りでドレだけ切り抜けてきた?
数えると限が無いね。
こんなにも不幸が蔓延っているのは
きっと僕の所業が関わっていて。
何とか生きていると
愚痴を溢す様な毎日に
風穴が開けられたらなぁ。
時間がこんなにも儚いものなのに
僕の命は何処へ?
意識を遠のく術を知っている。
僕は何時でも出来る。
此処に僕が存在する限りね。
理由を欲する。
訳を欲する。
其れで自分を納得させようと。
決して其れが偽物だとしても
僕は信じて疑わないさ。
貴方の口から毀れた言葉なんだから。
月の満ち欠けに反比例すれば
僕の意識は比例をする。
決して交わるなんて事は無いけれども
互いが存在する事の確認も出来ない。
僕は僕を知る事を拒絶する。
ニヒリズムを気取るつもりなんて
ないのになぁ。