夜空。

知り合いの家から帰ってきて
グダグダしてたら
兄貴が帰ってくるという連絡があって
久々に兄貴と飲んでた。
さっき終電で帰ったけれどね。
誕生日にカートンくれてやったさ。

そういえば。
来年の文化祭は多分行かないだろうし。
きっと彼らにはもう、一生会う事は無いのだろうな。
僕には友人が誰一人としていないんだ。
そう痛感した。
人を思いやる事が面倒で、嫌いで
人と関わる事に嫌悪感を覚えて
其れでも他人の中に僕の存在を認めて欲しい
だけども、認めて貰う為にやることは山ほどあって
其れが厭だから
僕は人間を疎く思い厭く思い
そうやって逃げる事で自分を納得させる。
世の中を偏ってみて
僕は其れで知った心算に為るんだろ。
僕は、何よりも人を信頼する事が怖くて。
怖くて仕方が無い。
若し、誰かに会って少しの時間を共にして
其の人と別れた後僕は後悔と恐怖で一杯になる。
少し、言い過ぎたのではないか?
結局、あの人は僕の事を馬鹿にしているのではないか?
或る筈も無い場所を求めている。
誰にも嫌われない場所。
其処が僕の居場所だと。
僕はきっと全て僕だけの世界で。
僕がわかっていて。
僕は結局何も解っていないんだろうな。