2006-10-06 理由。 僕は完璧でなければいけなかった。 其れが僕の生きる美観でセンスでポリシーだった。 だから、どんな些細なことでも綻びは許さなかった。 其れで疲れない?そう言いたいのかい? そうだよ。 疲れるよ。 だから、僕はあの時その道を踏み外した。 だから、それ以来僕は死を純粋に只只管に望むんだ。 完璧でなくなった僕は生きる理由を失ったから どんなに探しても他に理由が見つからないから。