キゴウ。

何がしたいのか?
って聞かれたら
僕は多分解らないと言うかも知れない。
何事の度にボヤキ続ける其の記号に
今は深い意味を持たなくなっている事に
僕は気付き出した。
その記号が日常化を帯だしたと言えばそうかも知れないが
僕は何だか悲しく思えた。
その結果が現実を受け取る代わりなのだから。
僕は認めるのか。
認めなくてはならないのか。
変わることがないと信じていた物も時には勝てないのだな。
時には勝てないのか。
辛い物だ。
あの記号と引き替えに手にいれた異空間は非現実的で
僕をこんなにも心地が良かったのに。
時は、僕からそれすらも奪っていって仕舞うんだね。