嗚呼。

僕みたいな考え方が出来る人間は
少なくとも僕らの世代には殆ど居ないと思っていた。
殆どって言っても、僕らの世代の人間の0.1%位はいるだろうけれど。
でも、別にそうでもなかった。
僕みたいな人間は沢山いる。
でも、皆其れを隠しているだけだったんだ。
僕は、何処にでも居る只の目立ちたがり屋だったんだな。
僕の方が余程愚かだったんだ。
僕には哲学的センスも無いんだな。
僕は、只の凡人で。
ヤッパリ、生きる価値も与えられないんだ。
そうなんだ。