恐れ。

僕が此の世で最も恐れているのは。
自殺を試みたが生きていたり
重度の障害が残ったり
体の一部を破損し
切除したりしなければならない事。
亦、死ぬ逝く迄に沢山の苦痛
長時間の朦朧を味わわなくてはいけないと言う
可能性。
此れが何よりも怖い。
だから、僕は今日も死を望みつつ
生を貪るんだ。
岐度其れは僕が自殺をしないと言う
一つの真理に対する
瘡蓋で僕は必死に先の様に思い込んでいるだけかもしれないけれども。