地獄。

僕は、如何すれば救われますか?
如何仕様も無い事は知っているのです。
結局僕は救われない事も。
空に浮かぶ雲が風の気紛れに因って何処にでも逝ける様に
僕は運命等と世間が称する如何にも僕には太刀打ちの出来ない
何かに身体を委ねるしか残されてはいないのです。
僕は彼等の発言一字一句に対して
鞠躬如足る姿勢で拝聴しなくてはいけない。
成る程、僕は地獄に落とされたのか。
生きる事此れも地獄だ。
死ぬ事此れも亦地獄だ。