2007-06-26 如何仕様も無い。 僕は知っている。 もう既に、僕には超える事の出来ない 巨大な壁が其処にある事を。 僕には如何仕様も無い。 其処に蒔かれた種は何れ巨大な木に成長し 貴方を困らせる事を。 僕には如何仕様も無い。 仕方が無いだろう? 自分で蒔いた種ではないか。 成長を続ける以外に方法は無いさ。 其の種を探し当てて排除する事なんて 宇宙から僕と云う存在を誰かが見つけて 撃ち殺す位に不可能だろう? 僕には如何仕様も無い。 其の木が枯れ果てるのを待ち続けるしかないのだ。 僕には如何仕様も無い。 如何仕様も無いんだ。