戦線離脱。

其の些細な変化に僕は何でこうも敏感なのだろうか。
被害妄想だと貴方は嗤うでしょう。
ええ、そうかも知れません。
然しです。
僕が其の物事に対して
其の様な感覚で受け取って仕舞う以上
私には如何仕様も無い事なのです。
此の事実に対して
私は私にしか解決の出来ないものなのです。
私は今日些細な偽りを申し上げました。
其れは、私が不快な思いをしない為の
精一杯の偽りであります。
如何仕様も無いのです。
此の偽りに拠って私は之からの未来。
少し丈、生き長らえる事が出来そうです。
私は、死を望んでいるのです。
然し、不思議な事に精神が破滅する事を
今の私は望んでは居ないのです。
詰まり、私は私の取り巻く
此の環境から離脱する事を欲しているのです。
然し、現実問題。
私は死と云う方法以外では離脱できない事を知っています。
例えば一つに引き篭もる事も出来ますが。
私が其の行動を取った後に
私が追うべき責任は
私には果たしかねるのです。
残された離脱方法は、極めて単純。
死ぬ事なのです。