酔い。

また。
僕は、同じ過ちを犯すのだろう?
あの時と全く同じ過ちを。
自分の利己的な
下らない自尊心を一瞬満足させたいが為に
相手を傷つける。
何時迄経っても僕は成長しないな。
君を傷付けてばかりで
其れで僕は何がしたいのだろうか。
同じ事の繰り返しをして。
此の先にいる眼に見え無い君は
一体、どんな顔をして僕の質問に答えようとしているのか。
他人を思いやる事の出来ない僕には
想像が出来ない。
こんな所で数多の悔恨を述べて
君への謝罪を表しても
君には届かないし
此れは僕の自己満足なんだよな。
僕はこんなにも不合理な行いを。。
愚かな行いをしている。。。
僕は、君を愛するが故に傷付ける事しか
出来ないのかも知れない。
だから、君と僕は距離を置く事で正解だったのだ。
君が少しでも生き易く成る為に。
君の幸せを心から願う事なんて
何時迄経っても出来る見込みは無いけれども
此れで良いんだとは思える様には成って来た。
狂おしい程に君の存在を愛しているから
君の存在を望むから
君の笑顔が好きだから
僕は、如何仕様もなく藻掻く。
こんな愚かな行為を許して貰おうとは思わない
如何仕様もないんだ。
只、此の行為の延長線上に
君に遭えたら良いという完全不可能な希望を乗せて
僕は、利己的な自己欺瞞的満足に浸る。
数多の後悔と云う水に浸かりながら酔いしれる。