純粋。

世界に存在する事を厭う
そんな望みが不健全なのだろうか
健全な望み等一体何なのだろうか
人間は何れ死んで仕舞う。
そんな絶対的真理の向こうに
だったら、そんな事を考えても仕方が無い。
そうやって自己欺瞞に陥りたくは無いのだ。
僕は一般人の言う詰まらない疑問に何時迄も執着する。
そんな事ばかり考えていても世の中を生きていけない事は知っている。
此の世で生きるにはお金がいる。
お金があれば此の世に蔓延る愚かな物は全て買える。
愚かな心も愚かな人間も愚かな真理も
でも、何一つ正しい物純粋な物は手に入らない。
何一つ。
所詮、人間の作り出した言葉では純粋な真理は見出せないし
所詮、人間の作り出したお金では純粋な愛を手に入れる事も出来ない。