可能な限りの力。

可能な限りの力を使えば
此の環境の何かを変える事が出来る様な気がする。
屹度、今とは違う何か新鮮で特別な世界。
頑張れば何とかなるだろうと希望がある。
でも。
僕には其れを為す術を考える労力も
実行する能力も惜しく思われた。
そうして人生の半分を生きて来たのだから
此の先も変える事等出来ないのだろう。
只、可能な限りの力を使えば・・・。
と。
其の言葉を言い訳に偏屈な世界に今日も明日も明後日も
何かを探して何もせずに過ごすのだろう。
何時かを想い。。。
其の何時かは何時かで永遠に其の領域を脱する事が出来ないのに
気が付かない振りをして。。。
思考し得ない物・事を考える事が不可能なように。