境界線。

如何にもこうにも。
人生は主観的なもので
其れ以上でも以下でもない。
客観的に見ようと努めても
其れは冷静視した主観的感覚であって
客観的に見る事が出来る訳でもない。
自分が主観的である以上。
他人の感覚を主観的に捉える事は不可能である。
此の、今居る自分が主観の所有者である以上
其の外は客観視しなければならない。
主観的であるのなら他人の主観を手に入れることが出来ない。
とするのならば
相手の感覚を主観的に手に入れることも不可能なのである。
主観的に感じた事しか得る事が出来ない。
如何仕様も無い事なのだ。
相手が何と思っているのか。
何を考えているのか。
予想の範囲を超越する事は禁じられている。
誰にも超える事の出来ない境界線。