議論。

其れを認めない人種が居る事を僕は認める。
其れは結構。
其れは当然の事で或る。
然し、其の事実に対して
僕は一体何が言えるのか。
そんな立場に在る人間等居ない。
其処に色が存在し
其れを可視光波長の違いに拠るものだと
そんな議論をしても
其れは其処に其の色が在る事に対して
何も関係の無い事である。
其処に在る物は理由は如何あれ
在るので或る。
其れを議論する事は御門違いなのだ。
其れを十二分に承認して頂きたい。
其して、僕は他人との議論を好まない。
特に、一般の場での議論は甚だ不快である。
其処に在るべき場所で
在るべき議論をするべきなのだ。
不特定多数の其の場で構築した
下らない持論を用いて他人と遣り合う等
馬鹿も大概にして欲しい。