チタン酸イソプロピルの有機体は励起状態にて一定の役割を果たす。

鏡は自分を映し出している様に見えて
実は違う。
鏡は見る角度が違えば全く違う世界を映し出す。
鏡は本当の所何も見てはいない。
其れは単に受け取る側の勝手な解釈でしかないのだ。
鏡は全てを見ているし
鏡は何一つ見てはいない
対象性と相対性のイザコザが
今日も犬猿の仲を取り繕う事に必死な様に
僕も亦無関心と興味の狭間で君に接する。
僕は君の何処に一体関心があるのだろうか。
僕は君も何を一体見ているのだろうか。
僕は君を見ちゃいないし
君だって唯の事実に満足している丈だ。
双方は双曲線を描き
其の弧は永遠に触れ合う事無く
終焉を迎えるだろう。
でも、其れで良いのだ。
其れ以上は望んでいないし
其れ以下も望んではいない。
詰りは如何でも良い事の極み。