ヒッグスは力を媒介とする未だ未発見なスンゴイ素粒子の仲間である。

何かが見えるというのは
科学的な表現をするならば
眼の網膜中に存在するレチナールが
光を吸収して折れ曲がる変化に由来する。
此の屈折率の変化により膜上に存在する物質構造に変化が起き
イオンを導き入れ
此の一連の変動が活動電位となり脳に伝わる。
此れが脳内で再構築され見るという現象が生まれる。
   
   
我々が見ている「世界」は
飽く迄も我々の脳が創り出した世界だと云う事だ。
目の前の世界は其の儘其処に実存するのではなく
目や耳や皮膚から入った情報を脳が再構築している。
と、云う事は、有りの儘の世界等有り得ない事に成る。
俄かには信じ難いかも知れないが
人間は精巧なヴァーチャルリアリティと現実を
区別する事が出来ない筈だ
と云うより
其処迄行くと何がリアルで何がヴァーチャルかは意味を為さない。
原理的に区別が付かないからだ。
  

と、一寸した小噺。
何故、ものが見えるか?について。