形而上学的に言えばオルタナティブはベンズアルデヒドの様な物。
0と1で作られた言伝を文字列に変換して
僕は架空の通信をする。
其処に表現される文字を読み取って
僕は一体何を思えばいいのか。
オルタナティブを駆使して
僕は何を考えればいいのか。
一握の砂が零れ落ち逝く。
僕は何を感じればいいのか。
本来の色を取り戻した葉は既に用済みだ。
僕の足を絡める風が落ち葉を運んで行くのを見た。
其の事実に僕は如何表情をすればいいのか。
何故、皆悲しむのだろう。
其の事実が本当に悲しいのだろうか。
其れを喪失すると言う事実が
其んなに悲しいのか。
此処に存在する僕らは一体何を喪失したのか。
存在を喪失したのか。
為らば存在とは一体何なのだろうか。
僕らは一体何を喪って
僕らは一体何を悲しんでいるのだろうか。
社会的通例?
社会的儀式?
社会的義務?
何なのだろうか。