其の先のお話は何処にも存在しない。

置き去りにしていた記憶が
自分の再びの所有物に為った時
其の大きさに圧倒するでしょう
自分の愚かさを再確認するでしょう
慎重に慎重を重ねた結果
自分には手に負えない怪物を育んで仕舞った事を悲しむでしょう
其れが詰まる所自分の愚かさの象であるのでしょう