絶望をする回数は365回よりも遥かに多い。

余りにも世界観が重なり過ぎて
色を持たない其の世界の中に存在する明度は
果たして高いのか低いのか
其れは如何でも良い事なのだが
自分の世界観が確実に其処に存在しなくなったとして
其れでも共有されている色を持たない世界観は存在すると仮定して
其うすると
其処に自分自身が存在した記憶が
誰かの中に残るのかも知れない
と云う一つの可能性は確実に存在するのだけれども
詰まりは
自分の世界の外に存在する
自分の存在迄もを
自分が消滅する事で掻き消す事は
不可能な事なのだという事なのだろうか
其れが永遠に続くのかもしれない地獄