其の幻想に一つの答えを出す事が出来れば嬉しい。

取り残されて行く世界の中で
湿度を含んだ冷たい風の心地良さを覚えて
涕を誘う
其れは哀しい経験ではないのに
恰も自分が其れを経験しているかの様な
自惚れた自尊心が顔を覗かせる
其んな事実を誰かに知ってもらいたいと願う事は
いけないのかな