騙るにも値しないのは語る術を持たないから。

何も存在しないと言うのは大変素晴らしい事です
其れは認識をしないと云う事で
本当に自分が産まれる前に時間が存在したのなら
其れは大変結構な事なのに
其の秩序を認識して仕舞ったが為に
崩壊を始めて
エントロピーが増加しだした
其れで世界は自分が存在するが為に
刻々と無秩序へと拡散を始めている
其れはパターン確立が膨大に
当に芋蔓式に
当に鼠算式に
膨張を続けているという事
丸で宇宙の膨張の様に
光速度すら遥かに超えた速さで
其れは数式上に存在する
架空と云う可能性ならば良いのにと感じている
でも其れは架空ではないと自分が自分を巧みに騙しているから
屹度此れは現実なのだろうと自分を巧く騙し続けている