少なくとも類似した答を算出出来れば問題は無い。

学生だった頃には国語と云う教科が一番苦手だった
作者の気持ちや登場人物の気持ちが全く解らないからだ
登場人物の心理を描写した表現と云うのが
今一イメージ出来なくて酷く往生した記憶が有る
他人の気持ちを察すると云う社会的経験を積まない侭
自分の世界が固定されて仕舞った結果なのだろう
今では大凡の感情は翌々考えれば導き出される結論なのだが
答を算出した時には既に遅く
過去では求められては居ないものだから意味を為さない
物事にはタイミングと云うものが須らく存在していて
自分には其れを読み取る事が
如何にも此うにも不可能なのだ
自分に一つの物語を構築する能力が存在しないのも
其処に起因する事なのだろう