追い駆ける丈で精一杯実現の可能性は有りません。

不定期に襲って来る其の感覚に脅かされる
自分の小さな世界観があって
遅れて来た然様ならが未だに届かないで
頭の中に空回りを続けている
涕を浮かべる事無く
涕を流していた君の最後の笑顔が
脳裏を過ぎる
小さな歴史の始まりと
小さな歴史の終わり
其れ丈の極有り触れた話
其の一部始終に配置された悲しみと喜び
怠惰と謙遜と憂鬱の至福は
今更手に入れる事が出来ない
理解や納得を得る事は難しい
唯観測と評価が出来る丈だ
何かの言い訳を常に考えて
何かの言い訳を常に伝えて
何かの言い訳で言い訳を探す