夏が来ると記憶の其処に眠る思い出が息を吹き返す。

二つの必然が重なって
其処に産まれた一つの偶然が織り成す奇跡を
僕等の出遭いだとしたのなら
結果を導く事は最早必然を運命に換言する可き問題なのかも知れない
歴史を紡いで行く事で
痛みを互いに持ち寄る事で
其れが間違いで有る事に気が付く
当然の帰結だろう
誰が見ても明らかな論理式で示された
単純明快な話だ
難しく捉え過ぎてはいけない
視点を変えて見れば
答は自ずと現れて来る