一方通行と可逆性。

真坂 其の様な世界観を今更与えられるとは思わなかった
自分の思考は常に一方的で可逆性を持っている
自分がインプットする場合も一方的で
自分がアウトプットする時も一方的
だから誰かの干渉を感傷的に受ける事は殆どない
自分は其れで良いと思っている
其れは自分の価値観を共有したくないし
其れは自分の価値観を妥協したくないし
誰にも知られる事がなく
暴力的な一方通行で構わないのだと思う
自分が本を読んで思考や世界や知識を手に入れても
其れは一方的な世界観で其の作者の世界観に
論理的な綻びや違和感を抱いても
問い質す手段を持たないのだから
一方的だ
其れで構わない
構わないのだ