同情と本質。

自分が社会的信用を失っていくのと同時に
社会的信用を着実に得ていく人達がいる
自分は其れを恨めしく思うのだろうか
巧く立ち回る事が出来なかった自分の適応力の無さを
今みたいに嘆くだけなのだろうか
誰かに同情して欲しいとか
仕様がないと慰めて欲しいとか
其う云う事を望んではい亡けれども
此処に其れに類似した意味合いの御託を並べるのは
其う云う思考が何処かに働いているからなのか
誰かや何かの故にする事は実に容易い
擦り付けや押し付けて自分を正当化して
蹴れども其れでは何も解決しない
自分は落ち毀れた自分に対して解決したいと思っているのか
本当に其れと対峙したいと思っているのか
あわよくば一生眼を背けたいと願っているではないか
自分自身の羞恥から眼を背けて
理論武装をして柔軟性を喪って
自分を強固な檻の中に閉じ込めて
自分を殺し続けている
素直になる事と相手を傷つける事の境界線が理解出来ない儘
自分は自分を裏切り続けて
自分は自分で在り続ける