期待と不安。

変化を期待し乍ら確認し変化していない事に安堵する
其して其の現状を嘆く
何処迄も我儘で傲慢な思考なのだろうと
自分の習慣に嫌気がさす
然し其れを辞める事が出来ないのは
自分の依存的要素が其処に含まれているからなのだろうか
変動する此の世界に変調を予期しながらも
平穏を装っている其の事実に期待外れと安堵を
同時に齎して呉れる
不安定でなければ存在出来ないカチオンの様に
自分の習慣と存在と安定も不安定なものだ