アーカイバルファイルとフロッピーディスク。

常に他の人との関わりを避けたい
閉鎖的な密室に顔を埋めて
鳥の鳴き声に涕する
閉鎖環境下で自己顕示欲の塊と格闘して
自分を如何にか懐柔して
生きていく事に必死になれたら
自分の閉鎖的な自己主張は誰にも相手にされない
其れを知っている
誰かを思い遣る事は厄介事でしかない
自分しか此の世には存在しないのに
他人を思いやる事に何んな意味が有るのだろう
其処に価値を見出す事の莫迦らしさを嘲笑して
自分は孤立していく
孤独を望んだ筈なのに
何時の間にか受動的に孤立を容認する
自分の主張は静けさに掻き消される