頼りにされる事で
自分には人望があると云う幻想を抱き
契約が取れる事で
自分にはセンスがあると云う幻想を抱く
中身は同じだ
醜さの塊の中に自己も含まれている
其れに驚きを隠す事は出来ずに
自分には如何仕様も無い事だと諦める
放置され放任され
総てを自分に委ねられ
自分は一体如何の位の仕事を
物理学的に行ったのかを計算してみる
幾ら公式を用いても
其の内部迄を数値化する事は出来ない
其の事実に落胆するのだ
自分は数字を信じて
統計学的に数字に騙される