光。

白い部屋に閉じ込められた。
ここには何も無い。
喜びも
悲しみも。
ただ、気持ち悪いくらいの
居心地のよさがある。
暗く。
僕以外には誰も来ることが出来ない。
来ることを許された
あの人は
未だに僕の前に姿をあらわさない。
毎日光と闇が交互に交差して。
僕はそれを拒むかのように
布を敷いた。
光差すことがイヤだから。