いふ。

もし、僕が死んだら世界は終わってしまうんだろう。
其れは、世界が僕を中心に回っているからだろう。
スイマセン。
別に思い上がっているわけではないのです。
ただ、この世に僕が存在する。
それで僕自身には
僕の意識の世界が存在する。
だから、今僕の世界には
僕以外は誰も存在しない。
其れは、今僕が一人だから。
僕の意識の世界の中では
僕を中心として世界が回っているから
もし僕がいなくなったら
僕の世界は終わりを告げてしまう。
だけれど、世の中は
僕がいなくなっても
認識すらしないだろう。
誰も僕の世界には入ることが出来ない。
たとえば僕と君が机を隔てて向かい合っているとしよう。
僕の世界には君がいたとして
君の世界にも僕がいたとする
でも其れはそれぞれの意識的世界の中に
いる僕と君であって
君の世界に僕が入り込んでいるとはいえない。
其れは、僕の意識と君の意識が一緒になるしか
あり得ない事である。