掲示板。

この世の中って云う
不思議な空間の中に
もし、僕と君と二人しか居なかったら
如何だと思う?
僕はね、ヨクそんな事を思うんだ。
この世の中に丁度今
パソコンを挟んで僕と君の世界が在る。
其の世界は世の中では無いけれど
それらが一つ一つ歯車となるようにして
一つの世界が作られる。
其れが世の中だ。
其れは、誰にも客観的に見る事は出来ない。
いや、人間には出来ないんだ。
だって、歯車として
世の中に組み込まれているのだから。
だけれど、其の歯車が
もし君と僕との2種類しか存在しなかったら?
今、隣に居る誰か。
もしかしたら親類かもしれない。
もしかしたら彼氏かもしれないし
彼女かもしれない。
だけれど、その隣に居る人が
僕の生まれ変わりで在るかもしれないし
君の生まれ変わりで在るかもしれない。
ハタマタ君自身も僕の生まれ変わりなのかもしれない。
此処まで来て、君は一つ疑問に思うかもしれない。
世界には僕と君の2人だけで
なくてはならない理由が無いと。
まぁ、そうなんだけどね。
はっきり言って其れを言われると
この話は意味を持たないんだ。
もっとも、僕の書く文章に意味を求めること自体が
不毛な事なのだけれども。
さぁ、話を戻そう。
僕は頻繁に掲示板に書き込みをさせてもらうんだけれど。
其れに返事をしてくれる人が居る。
沢山くれる人も居る。
だけれど、其れはみんな一人の人が色々な人に成り切って
返事をしてくれているんじゃないか?
もしかしたら、此処の掲示板には君と僕が居て
君は僕独りの為に何通りも何種類も複雑な思考を巡らせて
ありとあらゆる方向からの意見を与えてくれる。
そんな風に思うんだ。