願望。

僕が死を望む時。
此の醜い肉の塊から自分の意識が開放され
序に、自分の周りに蔓延る人間関係を
断ち切りたいからかもしれない。
別に、自分の意識が存在する事に嫌気が差しているのではなく。
此の周囲の環境に息が詰まる。
稀に、意識の存在すら疎う事もあるけれども。
僕には、望んでいる世界があるが。
其の望みに気付いた時には既に手の施しようが無い位に
僕の意識は過去と云う種類に分類される
様々な知識を得てしまった。
此れは、後戻りが出来ない。