アリザリンメチルオレンジは染色機能を有機化学的に分析する。

然し、喪うと云う1つの事実に対して
喪失感を伴わない物も存在する。
其れは何れに当たらない
概念だけの物だ。
其れは知識とも言い換える事が出来る。
例えば、或る知識を喪った時。
其れを喪ったと言う自覚が存在する場合
其の事実は其の或る知識を本当に喪った事にはならない。
其の或る知識を喪って仕舞えば
失って仕舞った後では
何を失ったかすら解らないというものだ。
其れは知識が概念の域を脱しないからである。
例えば地位や名誉は喪っても
其処に具象的に其の喪った事実が残る。
或る関係性を解消すれば
其処に喪った事実が残る。
  
此れが抽象的喪失と
具象的喪失の違いでもある。