世間的常識のSI単位系に逆らえば学会追放は免れまいという。

大学からの帰り道。
今日は夜道が自棄に明るいなと思ったら
如何やら今日は満月らしい。
僕は其の月を見てとても美しいと思った。
何かと比較をする事等烏滸がましい。
其処には理由が存在しない。
唯、有ると言う事実が
僕に美しいという感覚を持たせるのだ。
でも、其処に美しいと思う感覚は
僕に存在する感覚で
決して月が美しい訳ではないのだろう。
月は眺望出来るという事実しか持ち合わせていない。
或いは
其んな事実すら存在しないのかも知れない。