蚊細い声で叫んで見るとメガフォンを遣うよりも奥に届く。

何時だって斬新な思考や着目点は其れが故に
定常する事が憚れるのだろうと推測される
推測では無くて推察か
産まれ立ての蚊弱さ故に直ぐに死滅して仕舞う
だから、此んなにも悩むのだろうか
定常する思考ではないから尊いと評価するのなら
其れは、自分の基底状態を否定する事に繋がると
容易に帰結出来るだろう
其う云う事か
自分は自分が厭だから
自分ではない
自分の思考を尊いものと評価して
其れ故に自分の愚かさを確認して
其の結果安心する